アクティブ考

自分がアクティブな人間だとは、あまり思っていないのですが

 

土日は昼まで泥のように眠って、ブランチとおやつを兼ねた簡単な何かを食べて、午後は気の向いたときに出歩いて買い物なり食事なりをして帰ってくるか家で本でも読むか差し迫った何かの勉強に没頭するかで十分満足してしまうたちです。でも、ありがたいことに気の合う人から遊びのお誘いをもらったり長く続いているバンドの練習が入ったりしてあちこち出ていくことも多く、これもまたよい休日だと思って過ごしています。この土日も、今朝の練習こそなくなってしまいましたがその他ほぼ誰かと何かしている感じになりそうです。

そんな話をすると周りからけっこうアクティブだねと言われることが最近ちらほら出てきました。アクティブの自覚がないので戸惑ってしまいます。基本的に行動を起こす側ではないのですが、かといって誘われたら誘われたで楽しんでしまうし無碍に「パスー」とか後ろ向きなこと言ったりもしないので、

ああ、これがいわゆるmiddle voiceなんだなという正しくもなんともない結論に落ち着きました。

新しい言語、始めました。

久しぶりに新しい言語を学び始めました。懇切丁寧で分かりやすい教科書をお供に、写経のごとく進めています。時間を忘れて没頭する感覚も取り戻しつつあります。

 

検定やテスト勉強など、何らかの到達目標をもって外国語を学ぶとき、いつも最初は少しずつ分かっていく楽しさがあり、その次にだんだん覚えることが多くなる難しさがあり、それを乗り越えたときに何か「あ、悟った」と思う瞬間があるものだと実感します。外国語は継続が大事だ、日々少しずつでもよいからコツコツ続けなさい、とよく言われていますが、私はあまりそういった継続性の恩恵を感じたことがなく、目標の日までに「悟った」か否かが明暗を分けると思っています(あくまで、何らかの目標を持ってそれに向けて勉強するときに限って、ですが…)。

 

スペイン語の試験のときは、前々日あたりで悟りました。雨の土曜日に単語帳を眺めるのが苦ではなくなりました。いいタイミングだったと思います。

ロシア語の試験のときは、前日午前2時ごろに悟りました。これはもうちょっと早ければよかったパターン。

つい最近漢検の勉強をしていたときは、受験数日前の新幹線の中で悟りました。これはタイミングとしてはまあまあよかったのですが、結局試験では根詰めてやった部分があまり出ず、もやもやした感触で試験を終えました。そういうのもあるから注意です。

 

 

今回はまだそういった瞬間が来ていません。始めてから日が経っていなくて、きっといま楽しさのフェーズにいるので。とにかく少しずつ表現できることが増えていくのが嬉しい時期にいます。

 

いや、本当は、今回そういった瞬間が来るかどうかもよくわかりません。こればっかりは、何せ、今までやったことのない部類に入るので…

 

 

プロの諸先輩方、どうぞご指導ください。

よろしくお願いします。

 

(今使っている教科書はこちら)

http://www.amazon.co.jp/dp/B00IP549C2

 

近況 4

ミルフィーユでも、クロワッサンでもよいのですが

 

大丈夫か?と思うくらい大胆に、ごろっごろしたバターを生地に練り込むときのこと。何度も何度も伸ばしては折りたたんでいく。全体にバターが馴染んでいく。焼きあがったときにそのバターがぶわーっと香って全体が照り照りする。

 

こういう感じの知識の入れ方をしたいものだなと思います。

近況 3

世の中で、「それは才能だ」と大っぴらに言われていることはないけど、個人的に才能なんじゃないかと思うのは、「同じことをずっと言い続けること」と、「新しもの好き」であることの二つです。